最後のシーズンにかける思い

日記

アンニョンハシムニカ!

朝大ラグビー部4年生、副主将の李博寿です。

今回、初めてこうして自身のことをブログで書くので、慣れない点が多いですが、最後まで読んでいただければと思います。

父がラグビーをやっていたこともあって、物心ついた頃からよく父の試合を見にいっていました。その影響で、自分も小学校低学年から、近くのラグビースクールでラグビーをやり始めました。

気付けばラグビーを始めて10年以上が経ち、もうすぐ学生最後のシーズンをむかえようとしています。最後のシーズンを目の前にして自分には、毎年とは違う緊張感と、4年生として最後のシーズンにかける思いがあります。

今までラグビーを通して、様々な経験をして色んなことを学んできましたが、今年大学4年生になり、ラグビー部の最高学年になりながら、最高学年の責任、役割の重大さを感じました。

練習中はもちろん練習以外のところでも、後輩たちを引っ張っていかなければならないし、後輩たちがついていきたくなるような姿であるためにも、1つ1つ言動や行動に責任を持たなければいけません。4年生の雰囲気がチームの雰囲気になると言っても過言ではないのです。

今思えば、自分も下級生だった頃、チームのために体を張って、後輩たちを引っ張っていく先輩方の姿を見て、ついていきたいと思ったし、そんな先輩方のおかげでのびのびラグビーできていたと思います。そして自分たちも上級生になれば、そういう姿でチームを引っ張っていこうと下級生ながら心に決めていました。

しかし、いざ自分たちの代になってみるとチームを引っ張っていく、チームの雰囲気を作る難しさを痛感しました。特に今年は、新型コロナウイルスの影響で、春シーズンはチームで集まって活動出来ず、自宅での自粛が強要されました。オンラインでの活動はしていたものの、チーム全員がグラウンドに集まって、活動再開したのは8月からで、毎年に比べてしっかりチーム作りをする時間も、実践経験を積める機会も、ほとんどありませんでした。

ですが、それは他の学校も同じことです。厳しい状況だからって何も出来ないとネガティブになるのではなく、こんな状況下でも出来ることをポジティブに考えることが大切です。

我々もコロナに負けず、今週から始まるリーグ戦に向けて、チームで出来ることを準備してきました。もちろん練習で上手くいかなかったり、雰囲気が良くないときもありましたが、新チームが結成して最初に、2部で勝つチームを作ると全員で決めたので、みんなが同じ方向性を見て、勝つために全力を尽くしてきました。

駿河台大学との試合でマンオブザマッチに選ばれて時の写真

いよいよリーグ戦が始まります。

自分がこのリーグ戦に思いをかけているのは、4年生としてむかえる、学生最後のシーズンだからというのもありますが、それともう一つあります。

自分たちの代が入部して1年目、2年目と1勝も出来なかったリーグ戦。3年目の年となった昨年のリーグ戦で、入部して初めて勝利することが出来ました。しかしその時自分は、春に足首を怪我してしまったこともあって、グラウンドに立つことが出来ませんでした。

試合に勝ったのは嬉しかったけど、それと同じくらい試合に出られなかった、もどかしさと悔しさがありました。

結果チームは2勝をあげてリーグ戦を終えましたが、自分は復帰することが出来ず、昨シーズンは1試合も出られず終わってしまいました。なので昨年出られなかった分、今シーズンにかける思いがあります。

きっと自分だけじゃなく、他の部員たちにも各々、今シーズンにかける思いはあるはずです。

その1人1人の思いが合わさり1つになった時、そのチームは力を発揮できると思います。

リーグ戦で戦う相手はどこも、我々より実力も体格も上回っていて、普通に戦っても絶対に勝てない相手ばかりです。そんな相手に勝つためには、試合開始から終了の笛が鳴るまでの80分間、ひたむきに、泥臭く、チャレンジし続けることが重要です。そのためにも、チームもそうだし自分自身としても、最高の準備をして試合に臨みたいと思います。

そして、日頃から朝大ラグビー部を応援してくださっている方々への感謝の気持ちを忘れずに、少しでも力を与えられるように献身奮闘していきます。

引き続き朝大ラグビー部の応援よろしくお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

同級生たちとの1枚
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