「夢」の舞台へ - ちょでらぐぶろぐー朝鮮大ラグビー部のブログ

アンニョンハシンミカ。

今年、朝大ラグビー部に入部する事になりました体育学部1年金東暉（キムトンフィ）と申します。よろしくお願いいたします。

拙い文章ですが、最後まで読んでいただければ幸いです。

まず自分はオモニが朝高ラグビー部のMGをやっていた事、アボジが天理大学ラグビー部でプレーしていた事からラグビーと触れる機会が多くあり、初めはただただ何となくという気持ちでラグビーを始めました。小学校高学年に上がるタイミングでサッカーとの両立が難しく、自分自身ラグビー自体あまり好きでは無かったこともあり、一度はラグビーから離れた事もありました。そんな自分ですが、また中学に進学したタイミングでラグビーをしたいと決心する事になります。その大きな決め手は大阪朝高ラグビー部の先輩達が花園の舞台で強豪校相手に互角以上の闘いをしていた光景を見てからです。そんなかっこいい大阪朝高ラグビー部に憧れを持つようになり、そこから自分は本格的にラグビーに打ち込むようになりました。

中学2年生の時に在日コリアンラグビーフェスティバルに参加する事になったのですが、これが自分のラグビー人生において大きな分岐点になりました。それは朝中、朝高と試合が終わり、朝大ラグビー部の試合が始まると同時に当時朝大の15番でプレーしていた、現在クボタスピアーズ船橋東京ベイで活動している金秀隆先輩のプレーに目を奪われたことです。彼のプレーに物凄い衝撃を受けると同時に大きな憧れを持つようになりました。そこから自分は金秀隆先輩と同じ朝鮮大学校に進学しラグビー部に入部しプロになりプロの世界で同じフィールドで金秀隆先輩と対戦したいと思うようになりました。いつしかこれらは自分の大きな目標であり夢になっていきました。そこからはただひたすら夢の舞台を追い続け、同級生にも周りの環境にも恵まれ数多くの成果を上げ高校3年間を終える事が出来ました。そしてとうとう大学に進学するとなった時、数々の壁が立ちはだかりました。いくつかの日本の大学からのオファーもあり、家族との方向性が違ったり、自分自身のプロになる為の葛藤もあり、悩みに悩みました。悩んだ末に出した決断は朝鮮大学校に進学する事でした。勿論日本の強豪校に行く方がプロになるには近道かも知れませんし、普通の人ならその選択をすると思います。