朝大生としての最後の試合を控えて

日記

アンニョンハシンミカ!

朝鮮大学理工学部4年の兪翔也です。

今回朝大生としての最後の試合である入れ替え戦前に朝大ラグビー部に所属した4年間について綴りたいと思います。

自分は2019年に朝鮮大学校に入学し、ラグビー部に所属することになりました。

朝鮮学校でのラグビー部といえば、花園に出場したことがある大阪朝高や東京朝高などを想像すると思います。

しかし、自分は愛知朝高卒業生です。

愛知朝高は大阪朝高や東京朝高と違い人数が少なく、単独で試合に出ることも難しいチームです。

なので、自分は愛知朝高ラグビー部出身というのもあって大阪朝高や東京朝高など強いチームを卒業した人が多い朝大でラグビー部に入るのが少し怖く、本当にラグビー部に入ろうか迷ったこともありました。

しかし、朝大は入寮する時から3年生の先輩達が入学生達を面倒を見るという指導班という制度があります。

自分の指導班についてくれた先輩の中にラグビー部に所属している先輩がいました。

その先輩はその時は休部中でしたが、筋トレとコーヒーが好きでラグビーが大好きな先輩です。

その先輩の影響もあり、練習に初めて参加することになりました。

練習に参加して思ったことは愛知の先輩達は知っていたのですが、大体の人は知らず、皆体も大きく自分みたいな小さく、弱そうな人はいませんでした。

そして、何よりも楽しそうでこのチームでラグビーをしたいと思いラグビー部に所属することになりました。

しかし、自分は大学院への進学を目指しており自分の勉強不足ではあるのですが、2年目のシーズン後の3ヶ月間、3年目のシーズン後から大学院入試がある8月まで休部をしてしまいました。

今年の朝大ラグビー部は15人ギリギリで試合をするほど人数が少ない中で本当に休部をしていいのか、ラグビーをしながら勉強を両立すればいいのではないのかといろんな考えがありましたが自分の力のなさにより休部をすることを決めました。

夏休みに入って皆が練習している時も自分は地元で勉強をしており8月中旬にある菅平合宿にも参加できませんでした。

しかし、大学院入試は思うほど簡単ではなく休部をして勉強に専念したからといって合格するということはなく、受験を諦めようと思ったことが何回もありました。

その時支えになったのがラグビー部の存在でした。

受験を諦めようとした時思ったのは練習にほとんど参加しなかった自分でも毎回声をかけてくれ、たまに練習に参加した時も休部しているとか関係なしにラグビー部の一員として接してくれたことを思い返し、こんなにラグビー部に迷惑をかけているにも関わらず、中途半端な気持ちで受験をしていた申し訳なさと必ず大学院合格をしようと強く思いました。

このラグビー部の支えがあって大学院に合格することができました。

これはラグビー部の存在なしでは成し遂げれなかったことだと思います。

ラグビー部には感謝してもしきれないです。

なので、今自分がラグビー部にこの恩を返すことは最後の入れ替え戦に必ず勝利し、来年にまた2部というステージを残すことだと思います。

今シーズンは異例ではあるのですが2回も試合を棄権しており4年としてのリーグ戦が少なくなりました。

他にも自分は教育実習などが重なり、まともに練習をして試合にする機会が少なく、まだ自分のベストプレーを出せていないと思います。

最後の試合では応援してくださる方や支えてくださる方への感謝の気持ちを込めて朝大ラグビー部4年として泥臭く、体を張り後輩達に来年も同じ2部リーグで戦えるように全力で戦いたいと思います。

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