アンニョンハシンミカ!朝鮮大学校ラグビー部マネージャーの鄭仙希(ちょんそに)です。
普段、自分自身について書くということが苦手で滅多にないのですが、今回こういう機会をもらったので自分自身について、朝大ラグビー部について少し書きたいと思います!
朝大ラグビー部に入部したのは1年生の10月末、ちょうどシーズン真っ只中の時でした。
それから早一年、2度目のシーズンを迎えています。
この1年間、沢山の新しい経験をしてきました。
まず、よく聞かれるのは《なんでマネージャーなったの?》
おそらく50回くらいは質問されました(笑)
なのではじめに、朝大ラグビー部マネージャーになったきっかけについてお話しします。
初級部の頃から高校卒業まで朝鮮舞踊を続けていた私にとって《マネージャー》という務めは程遠く、全く興味がありませんでしたが、ラグビーをしていた兄たちの影響もあり、何度か試合を見に行ったり家で試合観戦したりと、ラグビーには少し関心がありました。
大学に入学し、勉学に励むため、部活はやらないと決めていましたが、前年の朝大ラグビー部キャプテンの妹ということもあり、ラグビー部の先輩や同級生から入ってこないかと勧誘されました。率直に嬉しかったです。
勧誘されたことで私の中で《マネージャー》という新しい選択肢が増えました。
どうしようかと悩んでいた時、4年生が引退したらマネージャーが1人もいないという話を耳にしました。
この話を聞いた時、本能的に自分が少しでも力になりたいという気持ちになりました。
それから沢山悩み、家族にも相談して、マネージャーになることを決心しました。
慣れない環境に飛び込むのは不安でしかありませんでしたが、ラグビー部のみんなが温かく迎え入れてくれたのですぐに馴染むことができました。
当時の4年生とは約1ヶ月しか一緒に部活はできませんでしたが、鞘蘭オンニと基元オッパ(当時4年マネージャー)は私に沢山のことを教えてくれました。
2人の背中を見ながら、自分もみんなに頼られなんでもテキパキこなす、そんな2人のようなマネージャーになりたいと思い、不器用ながらも必死についていきました。
公式戦が幕を閉じ4年生が引退すると同時に、マネージャーが自分ひとりになりました。
まだまだマネージャー業に慣れない中、尊敬するマネージャー先輩たちのように仕事をこなすことができるのか。と不安と心配とプレッシャーでいっぱいでした。
よく周りには《ひとりで大変じゃない?忙しいよね?》と声をかけられていました。
正直、大変でした。
ですが、私がひとりでしんどい時でも必ず手を差し伸べてくれる選手たちがいて、卒業しても連絡してくれる先輩たちがいるおかげで未熟ながらもなんとか乗り越えてきました。
今年は新型コロナウイルスの影響で、寮にも戻れない、みんなで練習もできない、そんな難しい環境の中でも、週1でミーティングをし、週6でオンライントレーニングをする選手たちを見てきました。
このコロナ禍でもできることは何か模索し続け、少人数でも勝利のためにがむしゃらになっている選手たちを見て《この選手たちのために尽くしたい。》そう思いました。
まだ私が朝大ラグビー部にやれた事は幾らかしかないけれど、選手たちから《ありがとう》と言われた時はマネージャーとしてのやりがいを感じます。
まだまだ未熟で足りない部分が多いですが、少しでも勝利に貢献できるように、選手たちの力になれるように、もっともっと寄り添っていきたいと思います。
いくら大きい相手にもタックルしにいく姿、必死にボールを追いかける姿、風を切るように走り抜ける姿、声を張り続ける姿…そんな選手たちがカッコいいし、そんな選手たちを観て応援し、サポートすることが大好きです。
今私は1年の当時にした決心が間違っていなかったと自信を持って言えます。
ラグビー部に入って後悔した事は一度もないです。
むしろ、ラグビー部に入って良かったと心の底から思っていますし、これからも思い続けると思います。
朝大ラグビー部マネージャーであることが私の誇りです。
これからは新しく入ってきた後輩と共に朝大ラグビー部を支えられる存在になれるよう、全力でサポートしていきます!!
これからも朝大ラグビー部への沢山の応援、よろしくお願いします!^ ^
最後までご覧いただきありがとうございます!
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