逆境を乗り越えて

日記

アンニョンハシンミカ!
朝鮮大学校経営学部4年の
髙利光(コウ リグァン)です!

まず始めに、
日頃より多大なるご支援とご声援をまことにありがとうございます。4年間という長い期間、朝大ラグビー部を様々な形で支えてくださったOB・同胞の皆様には感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。

最後の試合の前に、4年間の部活生活を振り返ってみたいと思います。
拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

自分は高校入学時に、父や親戚の兄の影響を受けてラグビーを始めました。高校最後の大会で負けた時、余りにも悔しくて、大学でもラグビーを続けようと決めた時のことを今でも鮮明に覚えています。

そして大学に入学してラグビー部に入ったのですが、下手くそな自分は高校の頃に比べて一つ一つの技術であったり、スピード感、そして個々の当たりの強さに衝撃を受けて毎日ついていくのに必死でした。
ですが、自分の中で上手くいかないことに何か言い訳をしたりなど、自分の弱いところから逃げていました。

そうした挙句に離断性軟骨炎という膝の大怪我をして半年間の怪我人生活をおくりました。そして復帰と同時に新型コロナウイルスの影響で7月まで自粛生活を余儀なくされ、ラグビーが出来ない状況に焦りが出てきました。

7月に学校での練習が再開されたのですが、今度は右膝半月板損傷で3ヶ月間の怪我人生活を迎えることになりました。

もうプレーを続ける事が出来ないのではないかという焦りや、思うように動かない自分の体への不満が募り、そして練習を外から見てる孤立感に襲われとても苦しかったです。それでも、自分がラグビーを続けてこれたのは、親身になって自分の相談に乗ってくれた先輩達や同期の存在があったからです。特に数少ない同期には沢山救われました。

結局2年間のシーズンで、公式戦どころか練習試合すら出る事が出来ませんでしたが、怪我をした事によって自分自身の体に向き合う重要性を学ぶ事ができました。大学3年生の頃に初めて朝大の1stジャージを着た時はやっとスタートラインに立てたという気持ちで、とても熱くなる物がありましたし、とにかくものすごい重みを感じました。

3、4年目のシーズンは大きな怪我無くラグビーを思いっきりする事ができました。

23人のメンバーが埋まらない少ない人数の中で、先輩達が守り抜いてきた関東2部リーグで戦う事ができてとても誇りに思います。自分が朝大のジャージを着て試合をできるのも最後1試合です。朝大の未来、後輩達の未来の為にも、4年生である自分が最後の最後までひたむきに、朝大らしいプレーでチームを引っ張っていきます!

最後までご一読頂き、ありがとうございました。

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