#9

日記

アンニョンハシンニカ!

朝鮮大学校教育学部4年の裵柄賢(ペビョンヒョン)です!

大学ラグビー最後の一戦を前に自分とラグビーについて少し書いてみようと思います。
面白くないかもしれないですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです!

自分がラグビーを始めたのは高校1年生の時でした。同じクラスの友達に誘われ気づいたらラグビーというスポーツを初めていました。高校の三年間自分なりに頑張ったつもりでいましたが、公式戦出場時間は長く見積もっても15分ぐらいです。正直、大学でラグビーなんて絶対しないと思っていました。

しかし、この感情は自分の意志を無視する形で簡単に破られることになりました。

まさか、入学した教育学部にラグビー部の先輩がいるなんて思いもしませんでした。

先輩につれられ一度部活に参加したら最後、自分はラグビー部に入部したことになりました。

こんな風に自分の大学ラグビーは意図した形ではなく幕を開けました。
この時は、まさか自分が4年間もラグビーを続けるなんて思ってもいませんでした。

初めて大学生と試合をした時は今でも忘れられません。対戦校は東京工業大学でした。東京工業大学自体は関東大学リーグ3部のチームなので朝大は危なげなく試合には勝ちました。しかし、その試合で唯一、一回だけしたタックルで気づいたら吹っ飛ばされ空を見ていました。今思い出してもあの時感じた大学ラグビーへの恐怖は忘れられません。

身長170cm体重60kgラグビーを知っている人ならば誰もが思うでしょう、ラグビーをする体型じゃない、ましてや強豪ひしめく関東大学リーグ2部リーグに所属しているチームのプレイヤーではないと。自分でもそう思う時が多々あります。

2m、120kgの外国人選手が50m、6秒台のスピードで走って当たって来た時なんてただの交通事故です。

そんな中で自分がラグビーを続けられたのは間違いなく自分の前で体を張り続けてくれているFWの選手たちがいてくれるからです。

どんな時もチームのためにスクラムを組み、どんなに硬い相手の壁も己の体一つを武器にぶち破る、どんなに強い相手にも怯まずタックルし続ける、そんな心強いFWの選手達がいたから、そんな朝大の強いFW達が自分に9番を背負わせてくれました。

ラグビーというスポーツはボールを前に投げることのできないスポーツです。すなわちボールを持つ選手がチームの先頭に立つということです。自分が背負う9番というポジションは攻撃の1番初めにボールを投じるポジション、先頭でチームの舵を取るポジションとされます。

自分が9番を背負い朝大ラグビー部の舵を取ることができるのは泣いても笑ってもあと一試合だけです。

チームのために体を張り続けるFW達に勝利の二文字を届けるために、自分が先頭に立ち、朝大ラグビー部の舵を取り勝利へと導きます!!

これから朝大でラグビーをする未来の後輩たちの為に、、、

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