ラストゲーム、主将として

日記

アンニョンハシンミカ!
今年ラグビー部主将に任命された朝鮮大学校経営学部4年金誠宇(キン ソンウ)です!
大学ラグビー最後の一戦を前に、自分が朝大ラグビー部に入部して4年間やってきて思ったことや、感じたことを書いてみようと思います。こう言うのは慣れてないので拙い文章ですが、最後まで読んでくれると嬉しいです。

まず、自分がラグビーを始めたのは高校1年からで自分なりに3年間頑張り、あまり誇れる成績ではありませんが高校最後の大会では準決勝まで行くことができました。準決勝で負けて高校ラグビーが終わった時、もうラグビーはやらないと思いながら朝大に入学する事になりました。

朝大に入学して数十日が経ち、先に朝大ラグビーを始めていた同じ学部の友達に勧誘され続けながらも自分は拒んでいました。その時、同じ学部ではありませんが高校時から一緒にやっていたリョンウギ、ピョンヒョンに1回だけ練習に参加してみようと言われ、特に断る理由もなかったので1回ぐらいならいいかと思い1日だけ練習に参加させてもらいました。

久しぶりのラグビーは楽しくて2時間の練習が一瞬で終わりその後、ラグビー部の先輩達の前で自己紹介してその日の部活が終わりました。今、思えば自己紹介をしたのがアウトだったのでしょうか、その1回の練習、自己紹介で入部した事になっていたことを自分は知らず週末に東京工業大学との練習試合があり自分はアップの手伝いだと言われ参加しました。そして、その時思ってもいなかった事が起きました。試合の後半10分ぐらいが経った時、監督から「ソンウ出れるか?」といきなり言われ、自分は反射的に「はい!」と言ってしまい思わぬ形で大学ラグビーデビューをしました。思わぬ形で入部しましたが、1日1日の部活が楽しく先輩達も優しくとてもやりやすく部活をする事ができました。

でも、楽しい事以上にしんどくて辛いことが沢山ありました。正直部活をやめようと思った事もあります。それでも続けているのは、色々な支援をしてくださる同胞に恩返しのため?使命感?同級生が頑張っているから自分も頑張ろ?どれもそうなんですが根本的なところは、ラグビーが好きだと言うことだと思います。それを、強く感じたのは去年のコロナで部活が何カ月も出来なかった時でした。1,2年の時はシーズン中怪我をして最後の試合に出れず拗ねてラグビーなんかつまらないと思っていた時に、コロナが流行り何カ月も部活が出来なくなりました。そんな時、自分自身多分初めて早くラグビーがしたいと思ったのです。その時に自分が初めてラグビーが好きなんだと実感する事になりました。

そして、最後の1年主将に任命されました。正直、本当に自分でいいのかと何回も思いながら毎日生活をしていました。しかし、任命されたからにはやるしかないと思い自分なりのリーダーシップとは何なのか主将として何をしなければならないのかを毎日考えていました。この1年楽しいことより辛い事、しんどい事の方がとても多く心が折れそうになることが多々ありました。でも、色々な人の支えであったりラグビーが好きな気持ちで何とか続けることができました。

そして、シーズンが始まり試合には負けてばかりでしたが1試合するごとにチームの成長を感じながらも自分自身の成長も感じることができました。しかし、シーズン中自分は怪我をしてしまい2試合出場することができずチームが1番しんどくてキツイ時期に主将である自分は何もできませんでした。それでも、こんな自分を必要としてくれる朝大ラグビー部、自分のことを信じてくれている同級生や後輩がいます。

そして、明日大学ラグビー最後の試合です。相手がどこだろうが関係ありません。自分達がこの1年間やってきたラグビーをしつつも楽しむ気持ちを忘れずに最後の試合に挑みます。そして、こんな自分を必要としてくれる朝大ラグビー部、自分ことを信じてくれている同級生や後輩のためにも自分が誰よりも先に先頭に立ち体を張ります。

そして、後輩達に2部のステージを残すのが主将である自分が最後にやるべきことだと思います。絶対に勝ちます!

長くなりましたが最後まで読んでいただきコマッスンミダ!

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