4年間を振り返って

日記

アンニョンハシンミカ!朝大ラグビー部4年の権熙燮(クォン フィソ)です。

今日は、今週末に大学生活最後となる入替戦を控えている中、自身の大学4年間のラグビー生活を振り返ってみたいと思います。もしよろしければ、最後まで読んでいただければ幸いです。

 中学から愛知中高でラグビーを始めた自分は、2018年に推薦生として朝大ラグビー部に入部しました。しかし、大学1年時には一度もリーグ戦に出られず、2年時にはリーグ終盤しか出られず、3年時には最後のほうに後輩にポジションをとられ、4年になってようやく試合に出られるようになるという、今思えば、とても推薦生で入ってきたとは思えない経歴となりました。

 練習中でも下手くそな自分は、先輩や同級生、はたまた後輩すらからも怒られる日々、周りを見渡せば、自分たちがしんどい練習をしている間に、アルバイトをしてお金を稼いだり、自分の好きなように時間を費やしている子達もたくさんいる中、正直そんな子達が羨ましく思えてしまう時もありました。しかし、そんな中でも4年間続いたのには大きく3つの理由があったと思います。

1つ目は、朝大ラグビー部としての使命でした。

 とあるスピーチで監督は、朝大ラグビー部がより高いステージで戦うことは、朝大でラグビーをしたいと思う朝高生たちを増やし、今後ラグビー部が60年・100年と続いていくことにつながるとおっしゃいました。現在の関東2部リーグというステージは、朝大が2001年にリーグ戦に参戦したその日から約21年間、歴代の先輩方が体を張って必死築いてきたものであり、実際じぶんも、この先の後輩たちのために必死にステージを残そうとする先輩方の背中を見てきました。そんな先輩方の背中を見ながら、自分も今後の朝大ラグビー部の繁栄のために最前線で体を張りたいと思い、4年間頑張ってきました。

2つ目の理由は、愛知にいる後輩・OBへの想いでした。

中学・高校時、特に特筆すべき結果を残せなかった自分たちでしたが、そんな中でも、OBの方々からは本当にたくさんの支援と愛をいただきました。

まだ、この恩に対して何も返せない自分ですが、「愛知中高出身の朝大生が、強豪ひしめく関東2部で試合に出て、必死で頑張っている。」こんな小さなことがOBたちへの喜びになるのではと思い、また、愛知の後輩らへは、大阪朝高や東京朝高といった強豪校から部員が集まる中でも、試合に出て、十分に戦えるんだぞ。というとこを見せたいと思う一心で4年間続けてきました。

最後の理由としては、何よりもラグビーというスポーツ自体の魅力だと思います。

確かにこの4年間、しんどいことも、それはもうたくさんありましたし、プレーがうまくいかず劣等感に苛まれる日なんてしょっちゅうでした。しかし、それ以上にラグビーというスポーツは面白く、魅力的でした。練習中のゲームで勝てば嬉しく、試合中に決まったタックル1本、サインプレー1本なんかで大概の悩みは消し飛び、格上のチームに勝利しチームメイトと喜びを分かち合ったときなんかは、それはもう人生において無上の喜びでした。4年間続いた理由がいくつかある中で、やはり、これが一番大きかったと思います。

長くなりましたが、以上が、自分が4年間ラグビーを続けてこれた理由だと思います。

こうして見ると、結局この4年間、下手くそなりに楽しんでいたんだと思います(笑)。

最後になりますが、10年間ラグビーをしても死なない体を、生み、育て、学校に送ってくれた両親になによりも感謝し、

学生最後の試合、満を持して全力で楽しんでいきたいと思います。

今後も朝大ラグビー部の応援のほど、よろしくお願いいたします。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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