アンニョンハシンニカ!
教育学部保育科2年 金明心(キムミョンシム)と申します。
自分の気持ちを文章にして伝えるのが得意ではないので、拙い文ではありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
私は生まれつき体が弱いため、兄弟の中でも唯一スポーツをせず、高校まで声楽部に所属していました。
大学進学後もそのまま声楽部に入るか迷っていました。しかし、高校の時に見た兄の試合の感動を忘れられず、どんな形でも“ラグビーに携わりたい。”“ラグビーに関わりたい。”と思うようになりました。
2年制の教育学部保育科に進学予定であった私は周りからも忙しいので考え直したほうがいいといったアドバイスを受けました。しかし、その言葉を押し切って、大学進学後朝鮮大学校ラグビー部のマネージャーをすることを決意しました。
入部当初はラグビーを近くでみるのも、水を入れるのも、炎天下の中で走るのも、テーピングを巻く事も全てが初めてだったのでついていくのがやっとでした。
毎晩友達の足を借りながらテーピングを巻いたりしてもうまくいかなかったり一つ一つ慣れるのにすごく時間がかかったり、実習などで部活を休むことが多くありました。
そんな至らない自分に対して優しく気にかけてくれるチームがいたのでもっとみんなのために頑張ろうとできた、最初の1年間でした。
私は今年、朝鮮大学校ラグビー部マネージャーを引退することになります。
ラグビー部に早く慣れるようにたくさん話しかけてくださった監督やコーチ、いつも妹のようにかわいがってくれる先輩方、いつも助けてくれる同級生達、毎日元気をくれる後輩達、いつも朝鮮大学校ラグビーのために動いてくださる関係者の皆様、そんな素敵なラグビー部の為にこれからも感謝の気持ちを忘れず最後まで朝鮮大学校ラグビー部のマネージャーとして全力で貢献していきます。