アンニョンハシンミカ！
朝鮮大学校ラグビー部マネージャー兼主務の経営学部３年 厳 創実(オム チャンシル)と申します。よろしくお願いします！
拙い文章ですが、普段ブログを書いている選手目線ではなくマネージャー目線の文章なので最後まで読んでいただければ幸いです。
東京朝高に入学しラグビー部に入部したことが、私がラグビーの世界に入り込んだ始まりです。高校の時はプレーヤーとして決して体が強かったわけではないですが、スピードと持久力を武器に必死に周りの子たちに食らいついていきました。そして、高３の全国大会東京都予選準決勝を最後に私のプレーヤーとしてのラグビー人生は終わりました。
高校卒業後、朝鮮大学校に進学しどの部活に入るか迷っていました。自分自身、腰の怪我などもありプレーヤーとして部活に入るのは諦めていました。それでも、単純にラグビーというスポーツ,ラグビー部の家族のような雰囲気がやっぱり好きでマネージャーとして朝大ラグビー部に入部しました。ここからはとにかくチームの勝利のために必死にサポートし続ける日々が始まりました。
1年の時は、唯一のマネージャーの先輩であった仙希ヌナの背中を見ながら学ぶことが多かった１年でした。マネージャーという役割がテーピングから始まり部費の管理やユニフォームの洗濯などほんとにやることが多いのだと初めて知りました。何より選手の些細な異変に気付けるよう常に気を張ることが大事であり、頼りになる存在でなければならないということを学びました。
2年になり自分がマネージャーの最高学年になりました。チームとしても本気で1部昇格を目標に掲げたことをきっかけにしんどくなかったというと嘘になるくらい忙しくなりました笑 なにより上位校の選手と戦えるような体づくりのため、朝練の際の補食や夜食などを準備するようになりマネージャーが近くのスーパーへ毎日のように買い出しへ行くようになりました。この時はとにかく選手,チームのためにという一心です。
3年になり主務も兼任するようになりました。もちろんやらなければいけないことは多くなりましたが、今は頼もしい後輩たちと自分も含めマネージャー４人で互いに支えあいながらチームのために全力でサポートしています。
前置きが長くなりましたが、私が言いたいことは２つです。
1つ目は何よりこのチーム、朝大ラグビー部が好きということです。単純にラグビー部の温かい雰囲気が好きというのもありますが、どれだけしんどくてもラグビー部のためならと思えるのです。入部した時からなぜだか朝大ラグビー部の試合は練習試合でも公式戦でも、勝っても負けても必ず胸に響くのです。これはラグビーに全員が真剣に向き合い人数や怪我を言い訳にせず、自分たちよりも強い相手に向かっていく姿がかっこよく誇りに思えるところからくる感情なのかなと思います。心の底から朝大ラグビー部が好きだから、私はチームのためならなんでも出来ます。
2つ目はマネージャーも選手と一緒だということです。もちろん身体的なしんどさは選手が何百倍もしんどいです。しかし、1部昇格を目指す目標,そのために果たさなければならない役割,要求性はマネージャーも選手も変わらないと私は思います。選手が上に目指すためにハードな練習をするなら、マネージャーもそれに見合った、それ以上のサポートをしなければいけません。マネージャーは選手をサポートするだけの役割ではなく、選手とともにチームの一員としてチームのために戦っています。
長くなってしまいましたが最後に、自分がマネージャーをしながら誰よりもラグビー部を応援してくださる方々の愛を感じることができます。練習や試合のたびに常に食事のサポートをしてくださる父母会やOB会の方々、amazonほしいものリストを通して、直接テーピングなどを持ってきて応援してくださる方々に心より感謝を申し上げます。
朝鮮大学校ラグビー部の上を目指した戦いはまだまだ続きます。まずは是非グラウンドに足を運び朝大ラグビー部の試合を見ていただきたいです。何か感じるものがあると思います！私も全力でチームのために戦います！
引き続き応援よろしくお願いいたします！
